最終目標は自分自身が創造する唯一無二のスキーテクニック

 

全てのシチュエーションで通用するアルペンスキーテクニックの習得

  • 厳しい条件・状況においても、自分の責任で確実に滑り降りられるスキーヤーを目指します。
  • ungulationでは「自立したスキーヤー」になるための手助けをします。
  • トップスキーヤー(特にSAJのナショナルデモ)の先鋭的な技能の外観だけを真似しても真にスキーは上手くなりません。
  • 物真似は所詮物真似、本物にはなれません。世界で一人しかいない唯一無二のスキーヤーを目指します。
  • 「どんな斜面でも通用する一生もののスキー技術の習得が目標」です。オーバーに表現すると世界で通用する技術です。

レジャーではなくスポーツ

  • 雰囲気や接客などの周辺的、情緒的機能を求めている(レジャー)スキーヤーにも、スキー(スポーツ)の本質的価値に触れられるように努力します。
  • 気のきいた会話や安易な楽しみを与えるサービスはしません。接客と指導は違います。
  • あくまでも第1目標はスキー技術の向上です。
  • 「スキー滑降」心から愛する事ができるスキーヤーになることが最終目標です。

悪い癖(自己流)の排除

  • 一流選手やトップスキーヤーの滑りには基本技術と応用技術(唯一無二)が共存しています。
  • この二つの技術の中で、一般スキーヤーが目につきやすいのが個人の個性が強く表れている応用技術(唯一無二)です。
  • 多くのスキーヤーやSAJ公認スキー学校では、この個性が強く表れた応用技術の外観だけの真似を練習(レッスン)します。
  • 外観だけの物真似練習をすると悪い癖(自己流)に陥ります。自己流では上達(カテゴリーアップ)がストップします。
  • 悪い癖(自己流)の排除は低速度で基本運動を徹底的に反復練習するこが必要です。又、自己流の排除には時間がかかります。
  • 自己流を排除には正しい練習を自己流で滑った時間以上が必要です。厳しい現実があります。
  • 世界標準の基礎課程種目の反復練習おこなうことで基本の自己流を排除、そして基本の精度が上がります。
  • 検定合格や技術選出場ではなく世界で通用する技術への近道はこれしかありません。

 

バランス能力を高める応用トレーニング

  • 最終的に滑りの質を決めるのはバランスです。良いバランスから良いターンが生まれます。
  • スキーテクニックのレベルアップは、そのスキーヤー自身のバランス能力と比例します。
  • バランス能力を高めるためには応用トレーニングが大切です。
  • 基礎課程で練習する簡単な斜面ばかりを滑ってもバランス能力はアップしません。
  • バランス能力は次の三つが必要です。
  • 1.姿勢を乱す外からの刺激を素早く認知してできるだけ早く対処するリカバリー能力 
  • 2.外からの外乱刺激を予想して姿勢が乱れないように自ら動作する運動の先取り能力
  • 3.外力とつり合いのとれた内力を発揮する動的バランス能力
  • 常に変化する外力に対して、運動量・方向・時間を無意識に条件、状況に合わせて調節できるように練習します。
  • 様々なシチュエーションを滑りながら経験・学習することが大切です。
  • 自分の得意な滑りで滑り易い斜面・テクニック・スピードだけで練習してもバランス能力は向上しません。
  • 全てのシチュエーションにチャレンジすることが大切。

 

練習成果の確認

  • 練習成果には二通りあります。表面にでない成果。結果としてはっきり表れる成果。
  • 表面にでない成果とは、スキーヤーが自分の欠点に気づき、修正を始めた段階。目に見えない成果と呼びます。
  • 目に表れる成果は、今まで滑れなかった斜面が滑れた、規制コースでタイムアップ等があります。
  • ビデオや写真でも成果を確認できます。
  • すごい練習より良い練習の積み重ねがスキー技術&技能のアップに繋がります。