シュプールの描き方

エッジングでの大切な運動要素に、圧し出す(押し)があります。ドイツ語ではシュープと呼んでいます。そして、正しいエッングを行った結果、雪面にはエッジングの軌跡が刻まれます。これがシュプールです。

新雪滑走終えたたら、自分が描いたシュプールを振り返り、眺めましょう。そして、そのシュプールから何かを感じることも楽しさの一つです。

次の写真をご覧ください。このシュプールはungulation代表が一人で滑って描きました。

  • 一本目のシュプールはこれから滑る、斜面の大きさ、雪質を考慮してターン弧を決めて滑ります。
  • 滑り終えたら写真を撮ります。(この写真はスマートフォンで撮影)
  • 一本目滑り終えて写真撮影したら全体のデザインを考えで即座に判断、決めます。
  • 2本目は一本目の向かって左側がスペース空いていたので滑りました。滑る事に写真撮影してシュプールの写り具合を確認します。
  • 三本目からは向かって右側の斜面を滑りました。
  • 左右の間隔はスタート時に調整します。
  • 滑走時は片方の目で隣のシュプールを見ます、もう片方の目で進行方向を見て滑ります。
  • ターンの大きさの調整は全て感で行います。

新雪滑走に特別な滑り方はありません。レーシングもコブもスキークロスも同じです。基本となる滑りは全て同じです。新雪滑走上達には、正しい基礎課程&正しい練習方法しかありません。